1991-10-17 第121回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
畑作の輪作体系の中で外すことのできない大豆作であっても、このままの状態が続けばこれは大幅な作付減、そのような状況になるというふうに思うんです。これを食いとめるための施策をどのように考えておられるのか、まず初めにお伺いいたします。
畑作の輪作体系の中で外すことのできない大豆作であっても、このままの状態が続けばこれは大幅な作付減、そのような状況になるというふうに思うんです。これを食いとめるための施策をどのように考えておられるのか、まず初めにお伺いいたします。
「粗飼料」のところで、今言われたように、自給飼料をふやしていくということをおっしゃっておるんですけれども、草地の開発、既耕地の作付転換等によって年々増加してきてはいるけれども、五十八年以降転作の緩和や他用途利用米制度の導入によることで作付減、そして六十年には前年比〇・八%減って、それで百一万九千ヘクタールというふうに書いていらっしゃるわけですね。
そういう施策の充実の方向に沿いまして、麦の作付面積も四十八年度をボトムにして五十一年産においては作付面積で大体四十八年対比で九%増というところまで参っておるわけでございまして、連年大幅に続いてきました作付減の傾向はここでブレーキがかけられたというふうに見ておるわけでございます。
何万何千ヘクタールというのはまだまとまってないけれども、おおよそどのくらい作付減になるだろうとか、その糖業から来る動向というものは、事務当局は掌握しておるわけですか。それを聞かしてもらいたい。
四十八年度は、四十八年産の作付減と予想収量の大幅減から見ますと、小麦の自給率は、このまま推移するとおそらく五%を切って、二・三%程度に落ちるのではないかとわれわれは見ておるのですけれども、これはまさに自然消滅になる。ある人に言わせると、もう博物館に行ってみなければ日本の麦は見られない、こういうことになるのじゃないか、こういうように極言しておる。どういうふうにこの自給率を見ておられるか。
これについてのこまかな点だけ伺っておきたいのですけれども、ニンジンとかタマネギとか大根、ジャガイモ、こういうものの暴騰が、昨年の暴落による農家の作付減に背景があるというようなことも、たくさんの人が指摘をしてきたわけです。
これは作付減であります。こういう格好になって麦作を大きく圧迫しておる。これはおそらく本年度におきましてもそうであります。過般の農林大臣の答弁の中でも、今度この麦を九月までに入れるためには、国内で買い上げた麦の消化ができなくなって困るから、これを飼料に早急に払い出しする措置をとるということを言っておる状態であります。
差引約四千町歩の麦類の作付減があなたの方の資料に出ておるのでありますが、この少麦の急激な減反について、統計調査部としてはいかような見解を持つておるか、その原因等について何か御調査になり、あるいは御検討になつた点があればこの際承りたい。
この内容を私どもしさいに分析したのですが、一部分におきましては、麦の供出制度で無理に作付されておつたのがだんだんそのほかの作物に転換したということによる麦の作付減もありましよう、また麦よりも菜種の方が割高である、有利であるという理由で減つた分も否定できないと思います。
○渡部政府委員 ただいまの土用入りの作付減の面積についてはまだ承知しておりませんが、稲苗の輸送の対象面積は、一応一万七千三百八十町歩ということで計算しておるわけであります。それに対しまして、苗の輸送費の二分の一を補助する、その金が千六百九十四万六千円、こういう要求になつておるのであります。
その原因が、前述のごとく、政府の麦類統制撤廃のかけ声と、二十六年産麦の対米比価の大幅切下げ等であることは疑う余地のないところでありまして、かかる麦類の作付減を来すがごとき事態を一方において行いながら、他方においては食糧増産十箇年計画を呼号するがごときは、矛盾もはなはだとく、農民を愚弄するものと断ぜざるを得ないのであります。